2020年08月08日

核兵器のない世界への道

8月6日8時15分から9日11時2分まで、広島と長崎に原爆投下されたその時間の間に世界中で平和の波行動が提起されました。6日朝には地元のお寺長福寺で8時15分ちょうどに鐘を鳴らしていただきました。その金は戦争の時の供出されて2代目の鐘とのこと。参拝した全員、しっかり消毒してマスクをして1回づつつかせていただきました。厳かな音色は75年前に原爆で命を落としたたくさんの霊と、そして今の私たちがそれをなくす決意を込めて静かな境内に響き渡りました。

10時からは葛城北民主商工会の2階でオンライン原水爆禁止世界大会2020に参加。5名が一緒に傍聴しました。

世界的にコロナパンデミックの中で開かれた世界大会、各国の代表のメッセージ。
ヒバクシャの山田寿美子さんは原爆孤児として親戚を転々と回され他ことを語られましたが2500人と言われた孤児たちがその後どのように歩んできたか想像するだけで胸が痛みます。
核による平和、力による平和は、軍事力も核兵器もコロナパンデミックの下では何も役にたたないことがはっきりしました。世界の奮戦地では国連でコロナ禍の停戦が呼びかけられました。
アメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランス、インドパキスタン、北朝鮮、イスラエルなどいわゆる核保有国9か国の核兵器予算は年間7.6兆円と言われています。アメリカでは感染拡大で世界1の感染者と死者を出しています。ベットも医療機器も、スタッフもマスクもみな不足していました。
何にお金を使うべきかは明瞭です。これだけのお金があれば医師看護師を100万人以上増やすことができます。さらに新たな核兵器開発に200兆円をつぎ込もうとしています。

核兵器は悪魔の兵器です。それは生き証人である被爆者の訴えでも明らかです。一瞬で町も人も焼き尽くされ、生き残った人はひどい差別の中で生きてこられ今なお病気や子どもたちへのことを心配しなくてはなりません。黒い雨裁判がやっと82人全員をヒバクシャと認めましたがそのことに長い時間が費やされました。
核弾頭を小型にして原子力潜水艦から発射できる準備がされているとのことですが、14000発のうち2000発はいつでも相手を攻撃できるようにしているとのこと。小型といえども威力は広島に落とされた原悪以上のものです。
つまりこれは持っていても永久に使うことができないものです。核の抑止力とはいざというときには核のボタンを押すことですよと、いざというときには広島長崎を繰り返すことになりますよと言っていることです。
しかし今日のサイバー攻撃で相手のコンピューターに入り込めば勝手に操作されることができます。また誤ってボタンを押すこともあります。核兵器があるだけで人類は常に恐怖にさらされています。
いったん核兵器が使われればその爆発で飛び散った粉塵が地球を覆い太陽の光を遮り核の冬が訪れます。人類は生き残ろことができません。

軍拡から軍縮の方向へ様々な試みがなされてきました。2017年に国連で核兵器禁止条約が採択されました。サーロ節子さんは禁止条約の採択は核兵器の終わりの始まりだといわれました。
採択された核兵器禁止条約は8月6日時点で、世界の43か国が批准しました。50か国比准された90日目から発行します。あと7か国に迫っていますが、唯一の被爆国日本がアメリカの核の傘で平和が守られている立場をとり続け批准していません。国連で採択された時も日本の代表は欠席し、日本政府席に大きな折り鶴が置かれ、あなたがここに参加していてくれたらとメッセージがかかれていました。
今貞子の折り鶴は核兵器廃絶平和を願うシンボルとして世界中で折られています。NHKが行ったアンケート調査ではアメリカの若者の7割が核は必要ないと答えたことは若者が明日への希望をつないでくれること示しています。
コロナも核兵器も共通することは自国優先主義ではなく世界の連帯の中で力を合わせることが重要ということです。日本政府は50か国の批准に加わるべきです。
この推進の大きな力がヒバクシャ国際署名です。

奈良県でも今年の2月ヒバクシャ国際署名推進奈良県民の会が発足しました。奈良県で20万筆が集まれば何かが変わると思います。今で約8万筆。いろいろな経験や知恵を集めて実現させたいと思います。
2010年にNPT再検討会議要請行動に行ったときカナダでサーロ節子さんにお会いしました。
日本でぜひ頑張って臭いといわれたことが忘れられません。今でも各国首脳に核廃絶を求める書簡を書いています。

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2020年08月05日

全国都道府県女性議員研修会にオンラインで参加しました

全国都道府県女性議員研修会に参加。島根に行く予定でしたがコロナの感染の広がりでzoom会議に変えました。昨日は、岩本悠氏(13時〜15時)
島根県教育魅力化特命官。一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム共同代表
廃校寸前だった隠岐郡海士町にある島前高校を見事に立て直した立役者(東京都出身)著書「流学日記」「未来を変えた島の学校(共著)」等
2、藤山浩氏(15時〜17時)
持続可能な地域社会総合研究所所長。元県職員。県職員時代は中山間研究センターの研究員として過疎高齢化の島根県の可能性を研究。内閣府まち・ひと・しごと創生本部有識者委員、総務省「『田園回帰』に関する調査研究会」委員、国交省「集落地域における『小さな拠点』形成推進に関する検討会」委員など多数。著書「田園回帰1%戦略―地元に人と仕事を取り戻すー」「『小さな拠点』を作る」等
目からうろこの刺激いっぱいです。
島根でいま人口急増が知夫里島とのこと。
全国女性都道府県議会議員研修会2日目。
田中輝美氏(9時〜10時30分)
      ローカルジャーナリスト。島根に住み、島根に軸足を置いて地域から発信を続ける。元山陰中央新聞社記者。著「地域で働く『風の人』という選択」「ローカル鉄道という希望」「関係人口をつくる」等
寺本英仁氏(10時30分〜12時)
      島根県邑南町職員。邑南町の食材を生かした町づくりを進めるため、地域おこし応援隊制度を利用した「耕すシェフ」制度を創設。A級グルメの町づくりを通して、邑南町の町おこしを進める。著書「ビレッジプライド」
風土とは風の人、よそから来た人と、土の人そこで生まれ育った人が一緒に作り上げていくもの。
町役場職員の寺本さんの話はやってきたことだけに面白い。

こんな充実した企画をしていただいた事務局の皆さんに感謝します。
posted by みっちゃん at 15:27| Comment(0) | 日記

2020年08月03日

原水爆禁止世界大会2020 オンライン参加

8月2日10時から原水爆禁止世界大会がオンラインで開催され、参加しました。家にいながら世界に平和運動の第1人者の意見を聞くことができるとは感動です。
被爆75年、コロナ禍で開催。核兵器を持つことで安全保障だといわれてきましたが、コロナの前では何の役にも立っていなかったことがはっきりしました。にもかかわらず米中の対立やロシア、北朝鮮など200兆円もの軍事費を使い核兵器の小型化などより実践的核兵器を開発しています。世界に核兵器14000発のうち2000発はいつでも攻撃できる準備が行われています。

日本原水禁被爆者団体協議会事務局次長 児玉三智子さん被爆者の証言、7歳で被爆国民学校で父が迎えに来てくれておんぶしてもらった帰りに地獄を見た。その時の記憶は脳裏に焼き付いてにおいなど今も覚えている。家には親戚が集まってきたが変わり果てた姿蛆虫。一人また一人と死んでいった。就職結婚いろいろな場面で差別を受けてきた。人間として生きることも死ぬこともできない核兵器は廃絶しかないと訴えました。

サーロ節子さんはカナダの自宅からメッセージ、カナダの広い地域で被爆証言ができるのは自分だけ、いろいろ核廃絶の取り組みをしてきたがいつも自分には死者たちの魂と共にある。国連で禁止条約が採択された時、みんなは立ち上がって拍手、自分はまず多くの一を奪われた霊に報告をした。
今年は197か国の首脳に書簡を送った。カナダの首相には当時マンハッタンプロジェクトでカナダもアメリカイギリスと共に核兵器開発にかかわった。広島の原爆に使われたウランはカナダのもの。歴史的施術を公にして且座ウすることを求めた。日本の安倍首相は特別な役割がある。
カナダでは反核運動の高まりの中で8月6日と、8月9日、国会議事堂のあるピースタワーの鐘を75回鳴らす予定。1日1日がどれほど重いものか。2010年カナダでお会いしましたが、日本で頑張ってくださいと言われた約束。その情熱はさらに厚く広がっていることに感動。サーロさんのドキュメンタリー映画が作られると新聞で見ましたが、核兵器廃絶の大きな力になるものと確信しています。

長崎の高見三郎大司教はローマ法王が長崎で語ったこと。核廃絶は平和の課題。バチカン市は核兵器禁止条約を最初に批准した。核の威嚇保有そのもの。ヒバクシャに寄り添い、軍隊も民間も国際機関もすべての参加で信頼できる確かなものを作り上げ、原爆の記憶で和解を平和の道具に二度と戦争をしないことを誓いあう。

世界253に首長からメッセージがよせられました。

世界の平和活動家
アメリカのジョセフカーソンさんは大会が開催されたことは貴重な機会。労働者の住宅が密集するところに原爆を投下したことを謝罪する機会。
パウエル国務長官は大きな軍事行動は禁止といった。しかしトランプは選挙のためにイランや中国と戦争をしかねない状況、オバマの時の約束をすべて離脱。歴史を無視する社会は操作されやすくみんしゅしゅぎがはかいされる。日本が禁止条約の調印するのは時間の問題。そうして日米軍事同盟から離脱することになる。
来年はパンデミックのつけで予算の優先順位が大議論が起きるだろう。平和で、正義で、持続可能な社会を目指そう。

イギリスの核軍縮協議会 ハドソンさんは パンデミックや気候災害はグロ^バル化の結果もたらされた。資本主義の大混乱。今こそ団結し国際協力平和な新時代を築こう。

ロシアのホドロフさんは原子力発電所が35か所原発からできるプルトニウムが核兵器に使用されている。
日本の原発42基は広大なロシアの35機と比べても狭い日本に多すぎます。(私の感想)
ウイルスのために世界が力を合わせなくて奈ならないのにコロナで経済が危機の時に国外に敵をつくり対立を仰ごうとしている。私たちにはもう一つの地球はあり得ません。戦後75年の今私たちを敵に様にさせようとしているが私たちは友人です。

国連事務局長 ライナーブラウン氏は国の力のシンボルと核兵器は思われてきたが国際平和の力をもっと広げないとだめ、核兵器禁止条約を世界の大勢に。
そのほか多くの代表の発言がありましたが書ききれません。
宣言文を紹介しておきます。
原水爆禁止 2020 年世界大会
主催者声明
The 2020 World Conference against A and H Bombs
Organizers’ Statement
広島・長崎に原爆が投下されてから 75 年、COVID-19 パンデミックのもとで開催された原水爆禁
止 2020 年世界大会は、核兵器のない世界の実現を求めて行動するすべての皆さんに心よりの連帯の
あいさつを送ります。
It is now 75 years since atomic bombs were dropped on Hiroshima and Nagasaki. From the 2020
World Conference against A and H Bombs held in the midst of the raging COVID-19 pandemic, we
extend our heartfelt greetings of solidarity to all friends who act in pursuit of a world without
nuclear weapons.
核兵器は今なお全人類の脅威です。被爆者と核実験被害者は長年、自らの体験を通じて、核兵器の
使用がもたらす非人道的な結末を訴えてきました。広島と長崎では、その年の末までに 20 万人をこ
える市民が命を奪われ、かろうじて生き延びた人びとも後遺症や社会的差別と貧困に苦しみ、その次
の世代も健康への不安をかかえています。
Nuclear weapons are still threatening humanity. The Hibakusha and nuclear test victims have
long warned from their own experiences about the inhumane consequences of the use of nuclear
weapons. In Hiroshima and Nagasaki the lives of more than 200,000 citizens were lost by the end
of 1945; those who narrowly escaped the moment later suffered from delayed effects from the
atomic bombings, social discrimination and poverty; subsequent generations are still haunted by
anxieties about their health.
核兵器は「悪魔の兵器」です。いかなる理由によっても、いかなる場所でも、ヒロシマ、ナガサキ
を繰り返させてはなりません。私たちは、この危険を一刻も早く根絶するために、ともに行動するこ
とを世界の人びとによびかけます。
Nuclear weapons are the “weapons of evil”. There should never be another Hiroshima or Nagasaki anywhere
on earth or for any reason whatsoever. We call on all people around the world to take action together to eliminate
such a danger without further delay.
COVID-19 パンデミックによって、世界ではすでに 70 万人近くの人びとの命が奪われ、貧困層は
じめ移民・難民・先住民など社会的弱者のあいだでの感染拡大がとりわけ深刻化しています。自然環
境の破壊、貧困と格差、医療・福祉の削減などを招いてきた新自由主義的な政策が、厳しく問われて
います。世界的な貧困率が上昇する一方で、世界では約 2 兆ドル(200 兆円)が新たな核兵器開発を含
む軍事費についやされています(*1)。軍備の増強よりも、生活と雇用、営業、公衆衛生のために、資金
が使われなければなりません。
Nearly 700,000 people have already died across the world from the pandemic, and the serious
damage has been done especially among the destitute, immigrants, refugees, indigenous
communities and other socially vulnerable strata of people. Having incurred destruction of natural
environment, poverty and disparity, calamitous reduction in medical services and social welfare,
the neo-liberalist policies must be held severely accountable. While the global poverty rate
increases, some two trillion dollars (i.e. more than 200 trillion yen) are spent for global military
build-up, including the development of nuclear weapons. (*1) Resources should be redirected away
from military build-up to people’s livelihood and employment, everyday businesses and public
health.
国連は今日の事態について、「国連の 75 年の歴史において、莫大な破壊力を持つ兵器により安全保
障を確保しようとする愚かさがこれほど明らかであったことはありません」(*2)と表明しています。
私たちは、軍事力による国家の「安全保障」から、国民一人ひとりの命と安全、そして尊厳を最優先
する政策への転換を強く求めます。
A recent UN statement on the current problems says: “In the 75-year history of the United
Nations, the folly of seeking security in vast destructive arsenals has never been clearer.”(*2) We
call for a change in policy from the military-based “national security” to one that will give top
priority to people’s lives, safety and dignity.
核兵器は全人類の生存を左右する脅威です。科学者たちは、わずかな核兵器の使用でも、核爆発に
よる幾百万の死に加え、気候変動がもたらされ、全世界的な飢饉が引き起こされると警告しています。
その破滅的影響は、ヒロシマ、ナガサキを大きく上回るものとなります。それは国境を越え、現在と将
来の世代の命と健康を脅かし、経済と社会に致命的な被害をもたらします。女性は、より深刻な影響
を受けることも明らかになっています。
Nuclear weapons pose existential threat to the very survival of humanity. Scientists warn that
even small portion of nuclear arsenals, if used, would cause climate change, leading to global
famine, in addition to the immediate deaths of millions of people from the detonations. Their
catastrophic consequence would be far beyond the level of the devastation in Hiroshima and
Nagasaki. Their ramifications would extend beyond national borders, threaten lives and health of
both current and future generations and cause fatal economic and social damage. It would have a
serious disproportionate impact on women.
いまなお 1 万 4,000 発近く核弾頭が存在し、2,000 発近くの核ミサイルが直ちに発射できる状態に
あります。意図的な使用の危険に加え、偶然や誤算によってさえ、核爆発が起きかねない状況が続い
ています。幸運にも、最悪の事態を回避してきましたが、核兵器が存在する限りその危険は続きます。
人類の生存をこれ以上、「運」にゆだねるわけにいきません。
There are still nearly 14,000 nuclear warheads, of which some 2,000 missiles are kept ready to
launch on warning. In addition to their possible intentional use, nuclear detonation may happen
even by accident or miscalculation. Fortunately, the worst case has been so far avoided, but this
danger will continue as long as nuclear weapons exist. We must not leave the security of the human
race to mere “luck”.
核兵器やパンデミックとともに、気候変動や貧困問題など、グローバルな危機を解決するためには、
国際的な協力が欠かせません。しかし大国は、「自国優先主義」を振りかざし、対立を深めています。
さらにアメリカもロシアも、核兵器を使用する姿勢をつよめ、新たな兵器の開発、配備を行なってい
ます。他の核保有国も「核抑止力」に依存する姿勢を変えることなく、その近代化を進めています。
「抑止力」の名による核兵器への固執は、新たな拡散と対立の原因となっており、こうした行為は、
人類をさらなる危機にさらすものでしかありません。
To overcome the global crises, including from nuclear weapons, pandemic, climate change or
poverty, international cooperation is essential. Nevertheless the superpowers are confronted with
one another, wielding their own national interest-first policies. The US and Russia are escalating
their nuclear weapon employment postures and are continuing development and deployment of
new nuclear weapons. The other nuclear powers, too, continue to cling to their “nuclear deterrents”
and are modernizing their arsenals. Their adherence to nuclear weapons in the name of “nuclear
deterrence” is the cause of further proliferation and hostility, exposing the human race to yet
another crisis.
核兵器廃絶の緊急性はいっそう明らかとなっており、これを求める世界的流れはさらに前進を続け
ています。世界の 122 か国は 2017 年 7 月、市民社会と力をあわせて、核兵器禁止条約を成立させま
した。核兵器をはじめて違法化したこの条約は核兵器廃絶への重要な一歩にほかなりません。核兵器
禁止条約を成立させた国々と市民社会の運動はこの 3 年間、核固執勢力を追いつめてきました。禁止
条約の批准は 40 か国となり、発効に必要な 50 か国まで 10 か国と迫っています。条約の発効はもは
や時間の問題です。そうなれば、核兵器廃絶をめざすたたかいも、新しいステージへと前進します。
The urgency of the elimination of nuclear weapons being more obvious than ever, the global
current for it is steadily making headway. In cooperation with civil society, 122 countries adopted
the Treaty on the Prohibition of Nuclear Weapons (TPNW) in July, 2017. This treaty, which
expressly renders nuclear weapons illegal for the first time, marks an important step towards
abolishing nuclear weapons. The countries that led the adoption of the TPNW and the civil society
movement are since then bringing pro-nuclear forces to bay. The number of countries that ratified
the TPNW has reached 40. With only 10 more countries the Treaty will meet the requirement for
entry into force. This is just a matter of time. When it is achieved, the struggle for the elimination
of nuclear weapons will enter a new phase.
発効 50 年を迎えた核不拡散条約(NPT)は、米ロ英仏中の五大国による永続的な核保有を認めたも
のではありません。2020 年 NPT 再検討会議は延期されましたが、これまでの会議の合意(2000 年
「核兵器廃絶の誓約」、2010 年「核兵器のない世界の枠組み作り」)を確認し、その達成へさらに前進
しなければなりません。核兵器禁止を拒否し、核軍縮を先送りしてきた核兵器国の態度が厳しく問わ
れています。
The NPT, which has just marked the 50th year since its entry into force, is not a treaty that
perpetuates the nuclear possession by the five superpowers of the USA, Russia, the UK, France
and China. Though the 2020 NPT Review Conference was postponed, when it is convened it should
reconfirm the agreements reached by the past Conferences, including the unequivocal undertaking
to eliminate nuclear arsenals promised in 2000 and the special effort to establish the framework
for a world without nuclear weapons agreed upon in 2010, and take further steps to fulfill them.
The nuclear weapon states have to be held to account for their attitude to have refused the
prohibition of nuclear weapons and pushed off nuclear disarmament.
私たちは、各国が平等な立場で協力する世界、国連憲章がめざす平和の秩序を求めます。力による
紛争解決の企てはただちに停止され、平和的手段による解決をめざすことが必要です。そして、その
新しい世界は、「核兵器のない平和で公正な世界」でなければなりません。
We call for a world in which all countries cooperate with one another on equal footing and in which the order
of peace laid down by the UN Charter is honored. All attempts to resolve conflicts by force should halt
immediately. They have to be resolved by peaceful means. Such a world has to be a “nuclear weapon-free,
peaceful and just world.”
唯一の戦争被爆国である日本政府の責任は重大です。日本政府がすみやかに核兵器禁止条約に参加
するとともに、「核兵器のない世界」をめざす世界的流れの先頭に立つことを求めます。
The responsibility of the government of Japan, the only A-bombed country in wartime, is
particularly important. We urge Japan to join in the TPNW without delay and stand in the van of
the global trend towards a “world without nuclear weapons”.
アジアと世界の平和を求める流れに逆行する、沖縄・辺野古の米軍新基地建設や憲法違反の敵基地
攻撃など自衛隊の任務拡大、さらには憲法第 9 条の改定など、日米軍事同盟のもとで日本を「戦争す
る国」にする動きに反対します。
We oppose the construction of a new U.S. military base in Henoko, Okinawa, the expansion of
the mission of the Self Defense Forces to include anti-Constitutional preemptive attack on enemy
bases, the revision of Article 9 of the Constitution, and all other moves to turn Japan into a “warwaging country” under the Japan-US military alliance. All these run counter to peace in Asia and
the world.
私たちは、以下の方向で運動にとりくむことをよびかけます。
We call for the following campaigns:
――被爆者の声を聴こう。被爆者、核実験被害者の証言や原爆パネル展をはじめ、核兵器使用の非人道
的な結末を世界各国で普及する活動を強化する。国連と各国政府が、これらの活動を推進、支援する
ことを訴える。
- Let us listen to Hibakusha: Strengthen our activities for Hibakusha and nuclear test victims to
present their testimonies; exhibit A-bomb photo panels to make known the inhumane
consequences of the use of nuclear weapons everywhere in the world; and call on the UN and its
member states to help promote these activities.
――すべての国に核兵器禁止条約に参加し、核兵器の完全廃絶にむけた行動を開始することを求める。
とりわけ核保有国や「核の傘」に依存する国々では、条約参加を政府に求める運動を強化する。
- Let us call on all countries to join in the TPNW and start actions to achieve total elimination of
nuclear weapons. Particularly, in the countries that have nuclear weapons or which rely on
“nuclear umbrella”, let us strengthen our campaign to press their governments to support and join
in the TPNW;
――すべての国、とりわけ核兵器国に対し、NPT 再検討会議のこれまでの合意と約束を実行し、NPT
第 6 条の核軍備撤廃交渉の義務をはたすことを求める。
- Let us call on, among others, the nuclear weapon states to implement all promises and
agreements made at the past NPT Review Conferences and to fulfill their obligation under Article
6 to negotiate for nuclear disarmament;
――第 75 回国連総会(2020 年 9 月〜)と軍縮審議、次回 NPT 再検討会議などを節目に、核兵器のない
世界の実現をめざして、国連、核兵器の廃絶を求める各国政府と市民社会との共同を発展させる。
- To achieve a world without nuclear weapons, let us build on cooperation between civil society
movements and the UN and the governments that pursue the elimination of nuclear weapons,
setting the start of the disarmament deliberations in the 75th UNGA session in September 2020
and the next NPT Review Conference as milestones of our actions;
――軍事費の削減、外国軍事基地の撤去、軍事同盟の解消、枯葉剤など戦争被害者への補償と支援、平
和教育の推進など、反戦・平和の諸課題にもとづく運動との共同を発展させる。
- Let us promote cooperation with various movements working for the reduction in military
expenditures, dismantling foreign military bases, dissolution of military alliances, compensation
for and solidarity with the victims of Agent Orange and other war damages, promotion of peace
education and other tasks against war and for peace.
――2020 年 8 月 6 日から 9 日まで、核兵器廃絶を共通の要求とした「平和の波」行動を成功させる。
- Let us ensure success in the global “Peace Wave” campaign scheduled for this coming Aug. 6
through 9 with the abolition of nuclear weapons as its common goal.
――ヒバクシャ国際署名をはじめ、「核兵器のない世界」を求める運動を、くらしと命、人権を守り、
気候変動の阻止、原発ゼロ、ジェンダー平等、自由と民主主義を求める運動など広範な社会運動と連
帯してさらに発展させる。
- Let us further promote the International Signature Campaign in Support of the Appeal of the
Hibakusha and other actions for a world without nuclear weapons, in solidarity with broad range
of social movements for people’s lives and livings, human rights, prevention of climate change,
Zero nuclear power plants, gender equality, and freedom and democracy.
COVID-19 パンデミックのもとで、私たちは従来と異なり、原水爆禁止世界大会をオンラインで開
催しました。私たちはさまざまな試練に直面しながらも、この大会の準備と開催を通じて、新たな条
件を汲みつくして、運動を発展させることが可能であると確信しています。「核兵器のない平和で公正
な世界」の実現をめざして、国際的にも、各国でも、連帯と共同をさらに広げていきましょう。被爆
国日本の運動は、被爆者とともに、そして未来を担う若い世代とともに、この行動の先頭に立つ決意
を表明するものです。
Under the COVID-19 pandemic, we are meeting at the World Conference against A and H Bombs
online, in a different way from the traditional form. Despite facing many challenges, we have
reached a conviction through preparing and running of this conference that by exhausting newly
emerging possibilities we can further broaden our movement. Towards achieving our goal of a
nuclear weapon-free, peaceful and just world, let us build up even broader cooperation and
solidarity both in each country and internationally. We convey our determination that with the
Hibakusha and with young generation who bear our future, our movement in this A-bombed
country will stand in the forefront of such endeavors.
2020 年 8 月 2 日
原水爆禁止世界大会実行委員会
August 2, 2020
Organizing Committee, the World Conference against A and H Bombs
-----------------------------------------------------
(*1)国連大学世界経済開発研究所(UNU-WIDER)の試算
https://www.wider.unu.edu/publication/estimates-impact-covid-19-global-poverty
(*1) UNU-WIDER: https://www.wider.unu.edu/publication/estimates-impact-covid-19-globalpoverty
(*2)「国連軍縮部は活発な取り組みを続けています」−COVID-19 パンデミックの軍縮の仕事への
影響について 中満泉軍縮担当上級代表からのメッセージ
https://www.unic.or.jp/news_press/messages_speeches/37369/
(*2) A Message from High Representative Izumi Nakamitsu:
https://www.un.org/disarmament/how-the-covid-19-pandemic-is-affecting-the-work-of


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2020年07月31日

老朽原発動かすな

老朽原発動かすなの先頭に立って、断食までされて反対を行ってきた福井県若狭にある明通寺の中島哲演住職、市民運動をされている方々が本日奈良県脱原発議員連盟に要請に来られました。
40年以上もたつ原発のこれ以上の再稼働は到底認められません。若狭ではお水送りをして、奈良ではお水取りをするという昔からつながりの深いところですが、高浜原発など3機が再稼働の方向で工事が進んでいます。昨年訪問の時もたくさんのトラックが出入り。コロナ禍にあっても工事は進められたようです。そのため9月6日関電に対して1万人の包囲網で集会を開きたいということでした。毎月4回も若狭に反対運動のビラまきに行っているという方は、地元では絶対に言えないがよそからの私たちには頑張ってと言ってくれているとのこと。超党派の議員18名で作っている脱原発議連は全国でも貴重な取り組みです。議連の山本会長が今回議長に選出され、乾副議長があいさつをされました。
太田敦議員がこの間の脱原発議連の取り組みについて紹介しました。
老朽原発.jpg
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2020年07月29日

広陵町内のお寺に平和の鐘の申し入れ

広陵町は町中にたくさんのお寺があります。
今年は被爆75年。核兵器廃絶の願いを広げ、核兵器禁止条約を日本も含めて条約を批准して発行できるようにすることは核兵器廃絶の大きな前進になります。
原水爆禁止世界大会がニューヨークで開催される予定でしたがコロナで中止。
オンラインで開催です。
それに合わせて広島に原爆が投下された8月6日朝8時15分から長崎に原爆が投下された8月9日11時2分までの間に核兵器廃絶を願って様々な取り組みをと考えられたものに、平和の鐘があります。
お寺の鐘をその時間について多くの人に核兵器廃絶を知らせようというもの。
今日は、町内のお寺で鐘があると思われるところに訪問してお願いに回らせていただきました。
2組で回りましたが、どこも好意的に受け止めていただきました。

               
               様

ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名
「ヒバクシャ国際署名」と、
「平和の波」国際行動共同に連帯する「平和の鐘」にご協力ください

                                         2020年7月29日
                               日本共産党奈良県議会議員
                                    今井光子
                               日本共産党広陵町議会議員
                               八尾春雄   山田美津代
                                

 すべての生きとし生けるものの幸せと安寧を願い、日頃より、人権や平和のために活動されていることに、心より敬意を表します。
 広島と長崎への原爆投下から75年、心と体に癒しがたい傷を負った被爆者は、「核兵器と人類は共存できない」「ふたたび被爆者をつくるな」と世界に訴え続けてきました。2016年4月に核兵器廃絶の国際署名を呼びかけ、これまでに1061万人分以上の署名を国連に届けています。こうした被爆者の訴えと「核兵器のない世界」を願う日本と世界の市民の運動が各国政府を動かし、2017年7月7日、国連において、核兵器は国連憲章、国際法、国際人道法、国際人権法に反する非人道的兵器として、核兵器にかかわるあらゆる活動を禁止した核兵器禁止条約が採択され、発効へと手続きが進められています。

昨年12月に日本の主要な59宗派など106団体が加盟する全日本仏教会が、ヒバクシャ国際署名への協力を表明し、11月にはローマ教皇が被爆地の広島と長崎を訪問し、「核兵器は私たちを守らない」「核兵器の保有は倫理に反する」と訴えたことに大変励まされ、全国で地元のお寺を訪問、または郵送などで、署名へのご協力をいただいてきました。新型コロナウイルスの世界的感染流行で、多くの尊い命が失われ、さまざまな活動が困難になる一方で、莫大なお金を使い破壊しかもたらさない核兵器ではなく、コロナ対策や命を守ることの方が大切との声も広がっています。

1955年以降毎年8月に、被爆者、国連・各国政府代表、国内外の反核平和活動家や市民数千人が広島と長崎に集い交流する原水爆禁止世界大会は、今年は新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、オンラインでの開催となりました。この世界大会に呼応して、秋の国連にヒバクシャ国際署名を世界中からできる限り多く届けようと、草の根の国際共同行動「平和の波」が呼びかけられています。広島に原爆が投下された8月6日の8時15分に広島を起点としてスタートし、長崎への原爆投下時刻である8月9日午前11時2分まで、世界中で署名を集めながら、創意工夫をこらして多彩に行動しようというものです。日本中で「核兵器のない世界」、いのちが守られる社会への願いを込めた「平和の鐘」が鳴り響けば、「平和の波」はより広く世界の人々の心に届くことでしょう。
以下、ぜひご協力をお願いいたします。

1、この機会に貴寺においても、ヒバクシャ国際署名にご協力ください。
1、「平和の波」期間中のいずれかご都合の良い日時に、貴寺で「平和の鐘」をついてください。



posted by みっちゃん at 23:01| Comment(0) | 日記
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