2019年10月26日

地球環境自然学 森里海連関学について

橿原市議補欠選挙の依頼で知人に電話。「うん分かった。」と力強い返事。
メールで依頼したところからは、病院に通っていたので知り合いがたくさんいてみんなに連絡を入れました。
facebookを見た遠方の方から友人が橿原にいるから頼んでおくとのこと。友人から入れてきたよとの返事を写メールで送ってくれました。
今西議員亡き後の議席、何としても勝利してほしいです。女性議員が増えればまた橿原市政が変わるでしょう。

コーラスの練習 今日は舞台で練習です。11月3日の発表会までもうすぐです。

地球環境自然学講座。
今日は予定していた講師の先生が体調不良のため、田中克先生のお話を聞かせていただきました。
この講座受講のきっかけは東アジアサマースクールで気にいったテーマを受講していましたが、田中先生の森里海連関学に大変共感して、毎年先生の講義を聞いていました。今回このような講座があることを紹介されて勉強させていただくことになりました。
今の文明や、環境、そもそも人間とはそんな原点を振り返られてくれる講座は私のビタミン剤になっています。
先生の講義は何度聞いても面白い。東日本大震災で大きな被害を受けた気仙沼の干潟を蘇らせて豊かな森を育て、太平洋銀行が大きな痛手を受けた漁師の皆さんにまた多くの生き物の命を蘇らせて、海の生き物がどこまで回復してきたのかを毎年実際海に潜って研究を重ねています。来年でちょうど10年になるとのこと。
気仙沼では干潟と海を小さな川の土手がさえぎり、ウナギが川に上ることや鮭が昇ることを妨げていましたが、9月に初めて10メートルの護岸を崩したとのことです。
森は海の恋人で森に緑を増やし、震災からわずか半年で多くの命が誕生し、全国からの支援も広がってきて、熱心な護岸を開いてほしいという地元の要望を続けてこれを環境教育やエコツーリズムに利用しようという行政の思いと一致して初めて実現できたそうです。
先生に講義は物語としたらそれで次はどうなるのと、わくわく聞きたくなるお話。今進行中。
有明海の自然の干潟と干拓農地、豊かな海との間に作った調整池が濁り発がん物質まで出るような水質悪化が起き、自然の循環になるようにと取り組まれています。
陸に上がった魚である私たち人類は、どうすれば持続可能な自然を残していけるのか原点に戻るときだと思いました。
posted by みっちゃん at 20:34| Comment(0) | 日記
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