やっと地滑りで天井に亀裂ができた高原トンネルの対策工事が具体化されることになりました。
川上村の169号線(延長495メートル)のトンネルです。大滝ダム湖のすぐ横を走るところです。
大滝ダムが何度も工期変更になったのは周辺の地滑りでした。総事業費当初240億円の予定だったダムの予算が3600億円にまで膨れ上がりました。
2017年にも亀裂があり、もしこれが滑ったら奈良県の水がめの大滝ダムが大変なことになると警告。
地図からは高原断層帯という記載が抜けていました。
その後亀裂対策委員会が立ち上がり検討を続けてきました。
2019,9月10日の南部東部特別委員会で、国のデーターでは深部のほうが揺れが大きいと追及。
今回やっと実施される工事は10mから80m長いグランドアンカー800本を岩盤に直接止める工事です。また横にボーリングで地下水を抜く工事となります。
最初は目視だけで問題ないと軽視されていましたが、長年かかわってきたことで経過を知っていただけに見過ごせないことでした。大変な工事になりますが安全第1でしていただくことを願います。
2020年04月08日
高原トンネル
posted by みっちゃん at 00:00| Comment(0)
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