課題はコミュニケ―ションや、思ったよりコストがかかるという問題が他府県の事例で出ています。技能実習の場合100万円程の借金5年で20万から30万の利息、それを返すために低賃金長時間労働、受け入れ先では間に入ったブローカーに月25000円から35000円収めるなどの実態があり、これを改善するには国の法律を改正する必要があることや、地域協議会で企業や労働者弁護士行政書士、日本語学校関係者など集まって協議していく場を設ける事。
などアドバイスもいただきました。奈良はまだ近隣の府県に比べると技能実習生は少なく今なら一人一人に目が届く。きちんとした受け入れ態勢をすることで選ばれる県になることが必要。また奈良県には介護従事者確保のための外国人留学生就学資金貸与制度があることを逆に教えていただきました。
たくさんの課題をいただいた講演会となりました。

