奈良県議会が閉会しました。太田あつし議員が予算に対する反対討論、山村幸穂議員が予算の組み換え提案を行いました。
子どもの医療費窓口無料化、福祉医療制度窓口無料化、大学生向けの給付型奨学金創設(卒業後奈良県で就職、定住の場合は返済不要)、小学3年生まで35人学級、高校遠距離通学交通費助成。後期高齢者保険料負担軽減、介護保険利用者の負担軽減基金創設、学校給食の地産地消の拡大耕作放棄地を解消するため奈良県産給食推進事業費の増額、商店街リニューアル事業、コロナで打撃を受けている小規模事業者の継続支援金創設。住宅リフォーム助成制度の復活など。必要な予算は20億4千万円です。
財源は不要不急の大型事業の見直しや県民の合意が得難い事業の見直しからねん出します。
今年度一般会計予算536662百万円のわずか0,3%の予算を変えるだけでどれほど安心して暮らせる奈良県になるでしょうか。組み換えは共産党以外の反対で否決になりました。
予算は共産党以外の賛成で可決。共産党提案の組み換え予算は否決されました。
議題111号の奈良県営水道戦略の策定についての提案は市町村水道の県水の統一化ですが共産党と維新の中川議員の5名が反対しました。
意見書は共産党が提案した児童相談所の体制強化を求める意見書が全会一致で可決しました。また請願第7号高等学校における演劇鑑賞教室実施に関する請願が可決しました。
2021年03月24日
奈良県議会が閉会 共産党が組み換え予算を提案しました
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2021年03月14日
3.14原発ゼロ、被災者支援奈良の集い
3.14原発ゼロ。被災者支援奈良の集いがJR奈良駅前で開かれて参加しました。
1部は歌声。奈良の歌声コンサート
老朽原発動かすな 赤とんぼの替え歌は2回目聞かせていただきましたが「あふれる命この地球。蛙もミミズも皆生きている」ここが大好きです。
川口真由美コンサートの唄。「お金持ちは公助、庶民は自助!」歌のパワーを感じました。
2部では溝川悠介氏の講演、放射能は大したことないという国のキャンペーン。福島の子どもの甲状腺がんは、精度のいい検診をした結果で問題ないというごまかし。年間1ミリシーベルトと言われているのに、放射能の濃度が20ミリシーベルトのところなら帰還できるとする困難地域の解除。もっと放射線のことを国民が見抜く力をつける必要を感じました。
原発はなくすしかありません
脱原発奈良県議会議員連盟としてあいさつをさせていただきました。原発のない奈良県で超党派の議員連盟は珍しがられます。しかし原発のある自治体は原発にかかわる関係者がたくさんいて声が挙げられないことが現実。奈良県から声を上げることが大切だと感じています。奈良県は若狭の老朽原発が事故を起こせば放射能汚染の影響を受ける100キロ圏内に入っていて、県の防災計画は避難者受け入れの視点からしか作られていませんが、当事者意識が大切です。この10年、日本は何も変わっていないのに、ドイツでは原発0を掲げて実現さらに周辺国にも呼び掛けています。アメリカでも世界80か国に800か所ある軍事基地は無駄という声が出ています。世界の人と連帯し足元から原発0の運動を広げていきましょうと訴えました。
1部は歌声。奈良の歌声コンサート
老朽原発動かすな 赤とんぼの替え歌は2回目聞かせていただきましたが「あふれる命この地球。蛙もミミズも皆生きている」ここが大好きです。
川口真由美コンサートの唄。「お金持ちは公助、庶民は自助!」歌のパワーを感じました。
2部では溝川悠介氏の講演、放射能は大したことないという国のキャンペーン。福島の子どもの甲状腺がんは、精度のいい検診をした結果で問題ないというごまかし。年間1ミリシーベルトと言われているのに、放射能の濃度が20ミリシーベルトのところなら帰還できるとする困難地域の解除。もっと放射線のことを国民が見抜く力をつける必要を感じました。
原発はなくすしかありません
脱原発奈良県議会議員連盟としてあいさつをさせていただきました。原発のない奈良県で超党派の議員連盟は珍しがられます。しかし原発のある自治体は原発にかかわる関係者がたくさんいて声が挙げられないことが現実。奈良県から声を上げることが大切だと感じています。奈良県は若狭の老朽原発が事故を起こせば放射能汚染の影響を受ける100キロ圏内に入っていて、県の防災計画は避難者受け入れの視点からしか作られていませんが、当事者意識が大切です。この10年、日本は何も変わっていないのに、ドイツでは原発0を掲げて実現さらに周辺国にも呼び掛けています。アメリカでも世界80か国に800か所ある軍事基地は無駄という声が出ています。世界の人と連帯し足元から原発0の運動を広げていきましょうと訴えました。

posted by みっちゃん at 21:09| Comment(0)
| 日記
2021年03月05日
税金は県民のためのもの、知事のやりたいことに使うものではありません。
昨日の代表質問で知事と2000m滑走路の問題で議論しました。
もともと奈良県に陸上自衛隊の駐屯地がないからという理由で始まった計画でした。五条市が人口が減って自衛隊が来てくれたら人口減に少し歯止めと思われたのではないかと思います。
その後紀伊半島大水害で、自衛隊員の方が大変助けていただいたというのもあってまた議論が再燃。
自衛隊の本来任務は国防で災害は入っていない。など議会での論戦があり広域防災拠点を作る。そこにはヘリポートと消防学校、防災拠点を合わせたようなもの、そこに駐屯地が来てくれたらいいという様な発想に転換していきました。
奈良県に陸上自衛隊の駐屯地はいらないということで議論し、防衛省にもそのような計画があるがどうなのかを聞きに行きましたが国は南西諸島などの防衛を考えていて奈良県までは考えていないことが明らかになりました。
陸上自衛隊の構想がトーンダウンする中で出てきたのが2000m滑走路です。
知事は東日本大災害の時に内陸部の山形空港が重要な役割を果たしたからその発想になったとのことでした。。
奈良県は来年度予算要望のトップに2000メートル滑走路を掲げ、年末コロナの感染がピークのころに知事は4日間陳情にいき、国土強靭化の一環として国が事業費の7割を出すということで南海トラフを想定した紀伊半島の拠点づくりに話は変わっていきました。
私は昨日東日本大災害の時の最高の津波で宮越が40.5mの高さまで達していましたが、南紀白浜空港が海抜89メートルに位置しており滑走路の幅45m長さ2000メートルあり内閣府の「南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画」に記載され、陸路の交通途絶を想定して空海からの救援活動を行えるよう空からのヘリポート、海からの港湾、砂浜をあらかじめ明確にして民間フェリーの移動や部隊間の円滑な調整本部レベルの会議現場の合同調整所なども明らかにされています。
土砂災害が心配される奈良県に作る必要があるのかを質問。
知事
和歌山の知事や三重県の知事からも作ってくれたら助かると作ってほしいといわれた、関西広域連合からも国に要望している。
今井
それなら和歌山や三重はお金を出すから奈良県で作ってくれと言われているのか
知事
国でも600億の7割を負担してくれる。県は残りを出せばいい。
今井
それでも180億円。いくらかでも分担してくれることを想定しているのか。
知事
道路公社解散のお金が280億ありそれを使うことを想定している
今井
埋め立てにはかなりの土が必要。知事はリニアのトンネル工事、京奈和自動車道路大和北ルート(平城京地下トンネル)天辻峠、河川の堆積土砂を想定しているが、リニアは静岡で水問題で止まっている。 東京調布市では道路が陥没し、ネクスト東日本が大深地下工事が原因と調査方向を示している埋め立ての土も見通しがない。いつごろの完成を目指すのか。
知事
第一期、第2期、第3基と想定している。南海トラフが最大の関心。それに間に合うことを願っている
今井
いつになるかあてにならないものより、奈良県の消防学校はかなり老朽化していて今年度補修費がついているが、消火訓練で実際の火を消す訓練もできない状態。もっと先にやるべきことがある。
最後までいつできるのかの見通しは言われませんでした。
奈良県は新型コロナの国からの医療包括支援金の給付状況2月15日時点でが交付率で44,7%と全国最下位であることを指摘すると 国は奈良県に対してたくさんの金額をくれている。と!答弁。
医療機関の支援では、奈良県が提案した診療報酬に上乗せするのが子どもの医療費の分野で一部実現した。医療機関の赤字を支援する考えはない。
前向きな答弁としては西和医療センターの在り方検討の予算が含まれていますが、その検討の中にこれまで王寺駅の線路のところに移転するという計画だけでしたが現地建て替えを含めて検討することが明らかになりました。王寺駅は昭和57年水害で駅が水没。今も浸水上州地域5−10メートルの最も危険が高い地域になっています。拠点病院は災害の危険が想定する場所に作るべきではないといってきました。
少人数学級などもっと議論がしたかったのですが時間切れ。また文教委員会でつづきをします。
もともと奈良県に陸上自衛隊の駐屯地がないからという理由で始まった計画でした。五条市が人口が減って自衛隊が来てくれたら人口減に少し歯止めと思われたのではないかと思います。
その後紀伊半島大水害で、自衛隊員の方が大変助けていただいたというのもあってまた議論が再燃。
自衛隊の本来任務は国防で災害は入っていない。など議会での論戦があり広域防災拠点を作る。そこにはヘリポートと消防学校、防災拠点を合わせたようなもの、そこに駐屯地が来てくれたらいいという様な発想に転換していきました。
奈良県に陸上自衛隊の駐屯地はいらないということで議論し、防衛省にもそのような計画があるがどうなのかを聞きに行きましたが国は南西諸島などの防衛を考えていて奈良県までは考えていないことが明らかになりました。
陸上自衛隊の構想がトーンダウンする中で出てきたのが2000m滑走路です。
知事は東日本大災害の時に内陸部の山形空港が重要な役割を果たしたからその発想になったとのことでした。。
奈良県は来年度予算要望のトップに2000メートル滑走路を掲げ、年末コロナの感染がピークのころに知事は4日間陳情にいき、国土強靭化の一環として国が事業費の7割を出すということで南海トラフを想定した紀伊半島の拠点づくりに話は変わっていきました。
私は昨日東日本大災害の時の最高の津波で宮越が40.5mの高さまで達していましたが、南紀白浜空港が海抜89メートルに位置しており滑走路の幅45m長さ2000メートルあり内閣府の「南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画」に記載され、陸路の交通途絶を想定して空海からの救援活動を行えるよう空からのヘリポート、海からの港湾、砂浜をあらかじめ明確にして民間フェリーの移動や部隊間の円滑な調整本部レベルの会議現場の合同調整所なども明らかにされています。
土砂災害が心配される奈良県に作る必要があるのかを質問。
知事
和歌山の知事や三重県の知事からも作ってくれたら助かると作ってほしいといわれた、関西広域連合からも国に要望している。
今井
それなら和歌山や三重はお金を出すから奈良県で作ってくれと言われているのか
知事
国でも600億の7割を負担してくれる。県は残りを出せばいい。
今井
それでも180億円。いくらかでも分担してくれることを想定しているのか。
知事
道路公社解散のお金が280億ありそれを使うことを想定している
今井
埋め立てにはかなりの土が必要。知事はリニアのトンネル工事、京奈和自動車道路大和北ルート(平城京地下トンネル)天辻峠、河川の堆積土砂を想定しているが、リニアは静岡で水問題で止まっている。 東京調布市では道路が陥没し、ネクスト東日本が大深地下工事が原因と調査方向を示している埋め立ての土も見通しがない。いつごろの完成を目指すのか。
知事
第一期、第2期、第3基と想定している。南海トラフが最大の関心。それに間に合うことを願っている
今井
いつになるかあてにならないものより、奈良県の消防学校はかなり老朽化していて今年度補修費がついているが、消火訓練で実際の火を消す訓練もできない状態。もっと先にやるべきことがある。
最後までいつできるのかの見通しは言われませんでした。
奈良県は新型コロナの国からの医療包括支援金の給付状況2月15日時点でが交付率で44,7%と全国最下位であることを指摘すると 国は奈良県に対してたくさんの金額をくれている。と!答弁。
医療機関の支援では、奈良県が提案した診療報酬に上乗せするのが子どもの医療費の分野で一部実現した。医療機関の赤字を支援する考えはない。
前向きな答弁としては西和医療センターの在り方検討の予算が含まれていますが、その検討の中にこれまで王寺駅の線路のところに移転するという計画だけでしたが現地建て替えを含めて検討することが明らかになりました。王寺駅は昭和57年水害で駅が水没。今も浸水上州地域5−10メートルの最も危険が高い地域になっています。拠点病院は災害の危険が想定する場所に作るべきではないといってきました。
少人数学級などもっと議論がしたかったのですが時間切れ。また文教委員会でつづきをします。

posted by みっちゃん at 06:18| Comment(0)
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