2023年02月14日

今日は最後の地域公共交通特別委員会でした。

2年間のまとめを県に提言をさせていただくことになります。
委員会としてコロナのこともあり県内調査は基本は中止、県外は特別委員会はしないことになっていましたが、コミュニティバスの要望が強く、吉野町、広陵町を視察調査、11月には静岡県庁にいってリニアの調査をさせていただきました。
意見も活発でにでて、いい委員会だったと思います。
リニアは東京大阪間を1時間30分短縮するのに、新幹線の4倍のエネルギーが必要です。またリニア工事取り消しを求める裁判が行われていて莫大な予算、環境破壊、など問題が多く、そこにかけるお金があれば分割民営でバラバラにされ、路線の廃止が突き付けられている。今の新幹線の整備やJRを国の鉄道にして路線や駅舎なののインフラは国、上は民間が運行など上下分離方式にしてそれを守ることが現実的ではないかと意見を述べさせていただきました。
JR郡山駅の移転問題。郡山にふさわしい駅舎に。
河合町の佐味田川駅が高架で高齢者が利用できないとの声があり、改善を求めました。スロープやエスカレーターは3000人以上の乗降客が対象ですが、県は2000から3000人の場合でも福祉対策で支援をしています。現在佐味田川駅は1日の乗降客が1200人ということがわかりました。
タクシーが少なくもう来ないのに、待っていたという方から、終わりなら終わりと分かるようにしてほしかった。という声を伝えました。県のほうからタクシー協会に働きかけたいとのこと。
夜かえる手立てがなくなり、大阪に引っ越した若い女性がいたことも紹介して、若者の県外流出1位の奈良県だが、交通の便の悪さも大きく影響していることを紹介。
山辺高校や宇陀高校の通学が不便でバス代がかかり、山辺高校に行くのに1か月の定期代がバス代だけで2万円もかかる。支援が必要ではないかと。奈良交通が割引料金にしているまた自治体独自の助成制度があるところもあるとのことでした。
遠距離通学交通費助成は予算組み替えに入れたい項目です。

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posted by みっちゃん at 20:00| Comment(0) | 日記
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