2017年09月10日

第19回保健医療福祉研究集会 映画「いしゃ先生」

保険医協会の主催による、講演会と映画鑑賞会に行ってきました。
日本の医療保険、今国民皆保険を考える という 青山哲也 奈良県保険医協会理事長さんのお話はとてもタイムリーな内容で、国民皆保険ができた歴史や諸外国の医療保険制度との比較などよくまとめられたものでした。
国民皆保険とは、どこにでも受診できる   フリーアクセス
        医療そのものが受けられる 現物給付
        すべての国民が加入    国民皆保険 は世界に誇れる制度ですが 
現状では危機的状況を迎えています。

映画は昭和10年大井沢村の村長だった荘次郎が周子の了解も得ぬまま診療所を立てて東京から娘の周子を呼び寄せますが、医者にかかるのは死んでから、馬そりにひかれて町の病院まで行って死亡診断書を書いてもらうしか知らなかった人々には、医者にかかると金がとられる、殺される、拝んでお札をもらうほうがよっぽどいいという村の中で、頼られるぞんざいにと成長していく姿を描いた映画で、とても感動しました。

昭和36年国民皆保険制度ができたことを見届け昭和37年に51歳の若さでこの世を去りました。
志田 周子の記録を残す会が作成した映画でした。

私が大学を出て診療所で初めての医療ソーシャルワーカーで就職した当時も、周子さんほどではありませんが診療所に来た若い女の子は何しに来たのか、という目で見られ、医療相談も待っていても誰も来ず、毎日毎日病棟周りの御用聞きをしながら、障害者手帳を持っている人の白いつえを支給してもらったり、生活保護の申請をしながら少し筒知ってもらうようになりましたが、映画で医者のいない診療所に来て待っていても誰も来ない、カバンを抱えて地域を往診して歩く周子さんの姿が昔の自分と重なって懐かしい思いでした。

周子さんが目指したものはお金の心配なくみな平等に医療を受けられるような社会になること。
この遺志を受け継いで安心してかかれる医療保険制度や子どもの医療費無料化など進めなくてはと決意を新たにしました、
posted by みっちゃん at 19:10| Comment(0) | 日記
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