2017年11月23日

青森県六ケ所村を訪ねて その1

勤労感謝の日で祭日。この間出張続きでスケジュールを開けて、六ケ所村を訪問した時のことをまとめてみました。あまりにもその中身は重すぎてすべてのまとめはできませんがとりあえずその1として報告します。

脱原発をめざす奈良県議員連盟  第3回県外視察報告
第1回 福島県 浪江町、双葉郡の被災状況、仮設住宅訪問)
第2回 宮城県 女川原発、女川町復興調査、脱原発議員の会と懇談
2017年11月20,21日   青森県六ケ所村

参加者 山本進章( 会長創生奈良) 和田恵治(副会長 創生奈良)阪口保 [事務局長創生奈良、]太田敦(幹事、日本共産党)山村幸穂(日本共産党)今井光子(日本共産党)
西川均(自民党奈良) 7名参加

奈良県議会脱原発議連は超党派で44名中18名が参加しています

20日7時30分に伊丹空港集合で8時45分のプロペラ機で青森空港到着。
この冬1番の冷え込みであたり一面の雪景色でした。雪の運転だれかできる人はいますかと太田議員の呼びかけに真っ先に名乗り出たのは西川議員でした。
一緒に六ケ所村まで案内していただいた、核燃料サイクル施設立地反対連絡会議事務局長の谷崎嘉治氏もこの雪で現地までいけるかと心配していましたが、運転の見事さに驚いていました。
食事の時間が取れないため途中のコンビニに立ち寄りましたが、手作りのお惣菜が並んでいるところでホタテのみそ訳おにぎりがとてもおいしかったです。
道中谷崎先生が詳しく説明してくれました。

青森の開発の歴史は住民差別の歴史
青森県は過疎と所得の低さで県は常に大企業誘致に取り組んできました。青森県の開発の歴史は失敗の繰り返し住民差別の歴史でした。
1970年代のむつ小川原計画がとん挫して出てきたのが六ケ所核燃料サイクル計画でした。雪の中に巨大工場のようなものが見えてきました。大きな150メートルの煙突は晴れた日には煙が上がっているのが見えるそうです。原燃PRセンターに行きましたが、実物大の8割の大きさに再現されていて担当の若い女性の方から丁寧な説明をしていただきました。ウラン鉱石にきらきら光るウランが見えるところから始まります。14キロの医師から28グラムの天然ウランが取れます。そこからペレットの凝縮されて燃料棒になりますが指輪程度の門で4人家族の半年分のエネルギーをまかなえることになります。

周辺には大きな巨大風車が立ち並び太陽光のめがソーラが並んでいました。一見たら再生可能エネルギー集積の村のような雰囲気です。

核燃料サイクルはは破たん中止するべき
全国の原発では濃縮ウランを原子炉で燃やすと燃え残りからウランとプルトニウム、いわゆる核のゴミが残ります。このプルトニウムを再処理で取り出して高速増殖炉でウランの有効利用ができると考えられていました。
然しまだ世界中のどこにも実用化されていません。福井県の文殊も中止になりました。
全国の原発ではどこも貯蔵庫がいっぱいになってきていて全国から六ヶ所村にそれが集められます。
それらは黄色のドラム缶に詰め込まれてコンクリートで固められて地下に埋蔵されます。
コンクリートは100年くらいといわれていますが、放射性廃棄物が流れ出たりしませんかと聞いたら大丈夫と言われていましたが心配になりますね。
通常の値まで下がるのは8000年もかかります。
プルトニウムとウランを混ぜたMOX燃料を原発で燃やすプルサーマル計画を推進しようとしています、普通の原発でプルトニウムを燃焼するのは石油ストーブにガソリンを入れて燃やすように大変危険です。そこまでの危険を冒して再処理しなくてはならない理由はありません。
核燃料サイクルが破たんしている現状では核武装の懸念につながるプルトニウムを取り出すことをやめ核燃料サイクルを即時やめることが急務です。

地元は賛成、対岸の函館市は30キロ圏内に入り反対して裁判を行っています。
また館内には日常生活と放射線というコーナーがあって六ケ所村での数値のほうが低いとされていてこれだけ見たら問題ないと思う人もいるようです。
施設は円柱形で360度周辺が見渡せます。立派なグランドや体育館など10500人の村には分相応なものが立ち並んでいました。

空と海から放射能
六ケ所再処理工場は希ガス(クリプトン)、トリチウムの放出量がけた違いに大きく「原発1年分の死の灰を1日で出す」といわれるゆえん。1989年3月青森県議会に
出された書類には再処理建屋がありましたがコスト削減を理由に削られ全量が垂れ流し。
六ケ所村の再処理工場の放射能排水溝は沖合3キロ、深さ44メートルの海底に位置しています。2002年8月にはがき1万枚を排水溝付近から流して調査、泊漁港方面、津軽暖流に乗って三陸海岸東京湾入り口にまで達していました。

2011年3月11日 当時福島原発には3080トンの使用済み燃料があり、六ケ所再処理工場には3000トンの使用済み燃料と約200立方メートルの高レベル放射性廃液が冷却貯蔵されています。

六ケ所村の受け入れは現在1割です。まだまだ余裕があります。
受け入れの高いのは東京電力に続いて関西電力です。
原発に依存するエネルギー政策の転換が必要です。


posted by みっちゃん at 23:22| Comment(0) | 日記
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