朝はキャラバン宣伝、上牧町王寺町で7か所
午後から、王寺町泉の広場で和光大学教授の山本由美さんの学習会。義務教育学校についてに参加しました。
奈良市や五条など全県から参加してくれて学校統廃合に対する関心の高さを感じました。
山本さんは事前に王寺町の学校を回って見に行ってくれました。
開口1番、いい町です。合併もせず、落ち着いた町で義務教育学校を作る理由は見当たりません。やめたほうがいいですとはっきり。
全国では義務教育学校が80校ほどあり、ほとんどが小規模校で小中一貫でなければ学校の存続ができないようなところが多いとのこと、また東北のように災害で学校が流されやむなく高台に一つにしたところなど事情があるところ。王寺のように人口も増えていてそれぞれの学校規模もいい状態でやる必要はなし。
国が国庫補助を義務教育学校にすれば2分の1にひきあがるという政策誘導があり、校長が一人などコスト削減ができる。
また必要理由として、王寺町の公共施設の統廃合では学校施設の老朽化が激しくなっていること財政的問題が大元にあるのではなかといわれていました。
教育内容では驚くべきことが、義務教育学校にした場合、6年生のところが非一貫校と比べて問題が多いことがわかりました。中学に入ることの不安と期待、これまで中一ギャップといわれてきましたがそれは子供の成長につながる要素である。先生とのコミュニケーションなどに大きな差が出ています。
地域が子供を守るということは、子ども自身が不安を口にできない状況で押し殺していると統合した時に学校があれるなど出てくるが、子どもの不安を親が受け止めて反対の声を上げてきたところでは頭語しても乗り越えられるとのこと。
奈良県の高校再編問題につながります。
今日はとてもいい講演会になったと思います。
2018年11月23日
義務教育学校の学習会
posted by みっちゃん at 21:33| Comment(0)
| 日記
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