朝から山田光代議員と広陵町内訪問。ミニ集会のようになりましたが日曜版が増えました。
災害問題で話題が盛り上がりました。一人暮らしの高齢者の方に近所の障がい者の青年が、いつも訪問。お互いに持ちつ持たれつのいい関係が築かれていてとても微笑ましい感じでした。
王寺町のやわらぎ会館で児童虐待シンポジウムが開かれて参加しました。
今一生氏の講演はこれまでの虐待の講演とは異なり、虐待を受けないようにどうしたらいいのかを提案するもので子供に寄り添ったものでした。
近氏は「日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?」の著者、DVや虐待はこれまで様々な問題提起があっても解決方法がなかった。国は虐待防止法を作ったが虐待とはこのようなことと紹介、通報の義務などで虐待件数だけはうなぎのぼり。でも子供は相談に来ないし、子どもだけで相談しても大人を連れてくるようにと言われる。子どもの権利は無視。親の親権だけは保証されるが子供の親を選ぶ権利がない。それなら何人も親を選べるようにして、子どものいない人、孫くらいの子に何かしてあげたいという人など第2、第3の親権を与えてみんなで子供を見ることができるように。
虐待で亡くなる子供は年間350人。これは小児科医のほうでつかんだもの、国の調査の3倍。毎日一人がなくなっていることに。
年間50万人が新聞を読まなくなっている、若者の声子供の声が反映されていない。
児童相談所の虐待相談は7.6倍、職員は2,4倍うつ病になる。施設は定員オーバー、施設内のいじめ、大学進学率は12,4%だけ。
虐待を受けている子供が虐待とは何かを教えてもらっていない。
未成年の家出。9歳以下1132人。10歳以上が17110人合計18250人
犯罪被害にあった未成年は 319人、家出をして犯罪被害にあう確率は1.7%
家出して自分で稼げることができれば生きていくことができる。
殺人未遂事件の55%が親族間によるもの。
近氏は「完全家出マニュアル」もかいています。
また虐待を受けて育ってきた者同士が集う場、奈良トラウマサバイバーズユニオン準備会の提起も行われました。
自助グループに参加していただける方は kikuchi.kei,0814@gmail.com 菊地啓さん までご連絡を。
2018年11月25日
子どもの虐待シンポ
posted by みっちゃん at 23:49| Comment(0)
| 日記
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