2019年01月10日

急がば回れ

各派代表者会議出席のため県庁に。
11月に部落差別解消条例の案が提案されて政策検討委員会で検討中。その報告が行われました。
もっと慎重に検討するべき。障害のある人もない人も共に生きられる社会を作る条例などがあり現行条例との整合性の検討が必要。全国初の条例になるため時間をかけてなどの意見が紹介されました。
川口委員長からはこの間に奈良県内で起きた差別の具体的事例が紹介され、現実の問題が起きているので、何が慎重なのか、協力して進めてほしいと提案されました。
次回の政策検討委員会は1月15日になります。

いまだに部落問題に関しては様々な考えを持っている人がたくさんいるのは事実です。しかし昔と違うのは差別をした側が、周辺の人も同じように賛同するのではなく周りからおかしいと浮いてしまうようなことが今の時代は起きていると思うのです。
様々な発言事例では同和対策等別措置法の時代に同和地区だけを対象に行った対策に対する反発も多くあるように思います。これらは行政が運動団体に屈服しておかしいことでも圧力を受ければそれが優先するような間違った対応などがあったのではないかと思います。また運動する側も無理を通してきたこともあったと思います。
差別は分断から起こります。今の日本と韓国の関係のようなもので、同じ事実から出発して話し合いができればおのずと結論が出ると思いますが、お互いに先入観で相手の国を見てしまうと問題は混乱してしまうのではないでしょうか。
私の人生に大きな影響を与えたのが部落問題でした。部落問題との出会いがなければ奈良県に来ることはありませんでした。差別はなくならないと思っていましたが、封建時代の身分差別は社会進歩の中で解放に向かっています。結婚も、仕事も、住む場所も自由に選べる時代です。
その時に新たな条例で調査などを入れてもどこの誰に調査を行うのでしょうか。
高田で昔、針きゅうの無料化の運動がおこりました。当時高田市が出した回答は同和地域の人だけ無料にするというものでしたが針きゅう友の会の会長さんは、年寄りは地域であろうとなかろうと足腰がいたのは同じと市が提案した分断をはねのけ、たくさんの信頼を得ていました。
差別をなくすというのはともに協力して何かを行うことでお互いに人として信頼しあうことの中で実現できるものではないでしょうか。
私が必要だと思うのは、かつて同和対策で建てた住宅が老朽化して自治体の財政難の中で現代のニーズに合うような公営住宅になっていないことです。それをもって地域の差別があるとすればそれは開かれた形でだれでも利用できる住宅改修を行う必要があるのではないでしょうか。
河合町では予算がなく、住宅の改修の要望に対して庁の予算を組まないままに改修工事を行ったことが大問題となりました。大きな声で言われたらノーと言えない体質が差別を生みます。
議会でも条例が提案されていい機会です。どうすれば本当に差別をなくしていくのか真剣に考えるときです。
急がば回れです。


posted by みっちゃん at 23:38| Comment(0) | 日記
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