2019年12月15日

新しい時代を切り開くために

今回の地区党会議にあたって、初めて報告書を書かせていただきました。
共産党は1月14日からの党大会で、共産党の綱領を改定する予定です。16年ぶりの改定ですが主なところは世界の情勢や21世紀論。20世紀から21世紀に多く変わった一番の変化はこれまで、植民地だった国々が次々と独立して、対等な関係の主権を持つ国が誕生したこと。
はじめてのバーグで開かれた世界会議はわずか26か国しか集まらなかったのに対し今や国連加盟国は193か国になりました。
そのことが人権やジェンダー平等の世界的な広がりにと発展しています。植民地であった時代では一人一人の人権などが問題になるようなことではなかったからです。世界の人権運動を支えてきたのは核国の独立とともにそこで声を上げて立ち上がり粘り強く戦ってきた市民社会の動きは欠かすことができません。日本でも市民と野党の共同で、新たな連合政権を作り安倍内閣に代わる国民が信頼できる政治を作ることが求められています。
中国について「社会主義を目指す国」と規定していた綱領を見直します。この間の中国の核兵器廃絶に対する対応や、他国の領域を軍事的に拡大していったやり方、香港の人民抑圧の政治的圧力など、があり、中国に対する評価を全面的に削除しました。
核兵器禁止条約ができるまでの過程は世界の動きと連動するものでした。すでに33か国が批准して、その動きは加速化し来年には条約が実行される50か国になる勢いです。
その中に唯一の被爆国である日本が入っていないことは大変恥ずかしいことではないでしょうか。

資本主義は経済力をコントロールできないという大きな矛盾を抱えています。格差と貧困が広がり、全体では人々の困難が広がっています、日本は経済成長がストップしています、ここに消費税10%は無謀です。また資本主義の枠で地球温暖化問題をかい決できるでしょうか。日本はCOP21で小泉大臣の演説では化石賞を受賞しました。ヨーロッパの国ではCOp20にする削減目標を掲げていますが日本は全く具体的計画を示していません。
新たな社会主義、共産主義の社会は発達した資本主義国の中から誕生していく。豊かな経済力と社会のルール人権の尊重などこれまで築き上げてきたものを土台新しい社会を築くこと。
日本共産党はあと2年で100年です。世界にでもこのような共産党はありません。国民に根差して様々な願い実現で支部や議員が頑張っています。参議院選挙では市民と野党の統一候補を推して戦い、安倍改憲の3分の2議席を食い止めることができました。野党は統一から、野党は連合政権に。を具体化するためにも共産党を大きくする必要があります。今やっていることは次の時代に向かっての土台になるものです。
ワクワクする時代を切り開くのは作るのは私たちです。

80歳になる党員は、週3回、赤旗新聞を配ってくれていますがその時、毎日読んでくれてありがたいなと感謝の気持ちでポストに入れているそうです。地域に足を踏み出したら地元でいつも頑張っている党員の方に、いつもありがとうとお礼を言われて新聞も購読してくれてこんな楽しいことはない。全国1800の支部は小学校区と同じ数ですが、各地で草の根で頑張っている共産党の支部があることは地方を支える力です。
ある議員さんは10期も議員を続けてきて人生を振り返った時、とても充実した人生を歩んできた。それができたのは自分を誘ってくれた党員がいたから。もっと多くの人に党に入ってもらって生きがいのある人生を歩んで行ってもらいたいと。
報告をさせていただいた私が一番大会の決議を学ばせてもらったような気がします。







posted by みっちゃん at 23:34| Comment(0) | 日記
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