2021年06月29日

文教暮らし委員会

文教暮らし委員会で高校入試問題を取り上げました。高校適正化計画が作られて2回目の入試が終わりました。
子どもの数が減って全体の募集が県立高校全日制では500人減りましたが、特色選抜は200人増えています。特色選抜は324人定員割れそれでも130人が不合格。一般選抜では200人定員割れ483人が不合格、2次募集では639人定員割れ65人が応募して15人が不合格です。
一方県外に行く生徒は1509人13,2%で若者の県外流出率は全国1。普通科が人気ですが普通科は減らされる一方。定員以上の合格を出したのは7校いずれも普通科です。
千葉県では今年から年2回の入試を1回にして、入試の倍率が大きく下がりました。この改革に10年かけています。奈良県は目先の特色ある科目を増やし普通科を減らしていますがせっかく税金を使って受け入れ態勢がありながら定員割れでも不合格にするのは問題ではないかと提起。奈良県は県立高校適正化推進に係る検証委員会を立ち上げましたが次回から非公開です。千葉県では千葉県公立高校入学者選抜方法改善協議会を公開実施要綱も作り実施。
教育長は私の質問に全体的に検討していくことの必要性を感じましたと答弁しました。
15の春を泣かせない高校入試改革が必要です。
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posted by みっちゃん at 22:33| Comment(1) | 日記
この記事へのコメント
15の春を泣かせない取り組みは良いと思います。しかし、定員を増やすだけでは、教育の質を高める方向に進まないのではないでしょうか。学校の勉強だけではなく、自律的に何かを作ってみたり、試して学ぶことができる取り組みこそ必要ではないでしょうか。
Posted by 俊生 at 2021年07月09日 18:13
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