2022年04月12日

吉野山の桜

今年は吉野山の桜が見事です。
14年前2008年6月25日 県議会過疎水資源対策特別委員会で「吉野山の桜の樹勢の衰え 国に要望して専門家の力を得て対策を」と取り上げました。

 私は2008年(平成20年)吉野山の桜がこのまま放置すれば5年で枯れてしまうのではなかという4月18日に放送されたNHKのクローズアップ現代を見て驚きました。
 この年4月11日は4万人が一度に吉野山を訪れました。
このまま吉野の桜が枯れてしまったら大変だと6月4日、当時同僚の田中美智子県会議員と一緒に、吉野町議会議員だった藪坂まささんに案内していただき吉野山に行きました。役場の方や関係者の方にもお話を伺いました。
 当時私が見た桜の木は薄緑色のウメノキゴケにびっしり覆われて桜の美しい木肌がほとんど見えないという状態になっていて、細い枝の先までそうした状態になっていました。
落ちていた桜の木を拾って、触ってみると中が空洞になっていてびっくりしました。
私はその枝を拾って持ち帰り、6月25日の奈良県議会、過疎地水資源対策特別委員会でウメノキゴケの覆われた枝を見せながら質問しました。

14年も前のこと、県議会の議事録を確認しましたが10年以上は保存期間が過ぎているということで、本会議の質問は残されていますが委員会質問は廃棄されてありませんでした。
 事務局の倉橋さんが探してくれて、データーはありませんでしたが当時テープ起こししていただいた原稿を送ってくれたました。

 これはその記録に基づいて書いています。
NHKの番組では地球温暖化で雨の時期に雨が降らず、降りだしたら大雨になると水はけが悪くなり、そこからナラタケキンが木を腐らせているといっていました。
当時京都大学の先生がチームで調査をされていてかなりの人手と時間が必要だと感じました。
 吉野山は、国立公園でもあり世界遺産にもなっているところです、1300年の間多くの方々に守られ受け継がれてきました。対象5年には吉野保勝会の方々を中心に下草を刈ったり、肥料を入れたり、枯滝を伐採したり植樹を行うなど今日まで営々と続いてきました。
今、私たちの時代に取り返しがつかないことにしてはいけない、国に調査や対策をお願いしますとともに県として最善を尽くすべきだと考えますがその点をお聞かせください。と質問しました。
 当時の馬場自然環境課長は答弁で 本年4月18日NHKで放映された桜に何が起きているのか。吉野山からの報告によれば、地球温暖化の原因によりナラタケキンが発生し易い条件が整い桜の根がナラタケキンに取りつき、ウメモドキや宿木が寄生し、樹勢の衰退が進行していると報道がなされたところです。
ナラタケキン等につきましては平成5年度の県の調査でも明らかになっており、その調査を踏まえ、平成6年からヤドリギやウメノキゴケ等の除去など吉野山の桜活性化対策事業に取り組んできたところです。
これらの取り組みでは一定の成果が見られたところですが、もとより効果的な対悪がむつかしい面もありまして過日の報道ではむしろ最近その衰退が進んでいるのではないか、またナラタケキンの繁殖に地球温暖化の影響があることが今日指摘されたところです。
 このような中、地元の財団法人吉野山保勝会が中心になり桜の樹勢衰退の科学的な原因究明の調査に入るということも聞いております。
県としても、この調査を含め樹勢の回復に向けて地元と協力して取り組んでまいりたいと考えております。
また、吉野山は吉野熊野国定公園の中核をなす全国屈指の桜の名所であり国立公園は環境省が所管していることから、地元が行う調査研究や樹勢再生のために行う補助制度について環境省へ要望してまいりたいと思います。
との答弁が行われました。
私は質問の最後に、国への要望をぜひ進めていっていただきたい。奈良県としては今年からふるさと応援基金というものを始めております。昨日まで調べましたら10件39万円が寄せられていると聞きました。このふるさと基金の中にも吉野の桜を守るというようなことも1項目入れていただけましたら、やはり全国で吉野ファンというのがおりますので、支援が得られるのではないかと思います。これは私の意見を述べさせていただきました。と結んでいます。

おりしも今日は4月11日、14年前とどう変わったのかまた見に行ってきます、
posted by みっちゃん at 05:05| Comment(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

http://mituko-imai.jp