2014年02月06日

救急医療の現場のさけび

県の公共施設の使用をめぐって相談があり、申し入れを行いました。一部改善を図るものの引き続き使用できることになりました。

県議団会議。3月議会の質問について相談しました。久々の団会議でしたが、各議員の元に切実な相談が寄せられており、雇用に関して3事例が出されました。雇用破壊が現場ではじわじわと進んでいます。

午後から太田議員とともに医療現場の側からみた救急医療体制の問題について救急告知病院の事務長と、救急の担当医師のお話を聴いてきました。

消化器症状の出血をみる医療機関が少ない。脳外科の場合が困る。1次2次3次救急の整合性が無く。実際には年間1000件前後受けているが断るのもおなじくらい。地域の医療体制の脆弱さが救急医療に現れている。

夜間の受け入れ先が少ない。休日夜間診療所も時間が短い。医師体制も変化。以前は大学を卒業しても8割が大学の医局に残っていたため、医局が医師の派遣機能を持っていたが10年前から研修医制度になり有名な病院を選ぶ方向になり、自前で医師が確保できないところは厳しい。

それぞれ当直の医師は置いていても、耳鼻科や眼科の医師も含めているので内科の救急など取れない。
各医療機関が協力しあって365日の輪番体制が取れたら、その日は受けますとなれば、地域で救急の応受率を高めることができるのではないか。

ただ順番を割り振るだけではできない、2次受け病院が決まっていれば安心して受けることができる、現場の声が届かない。現場では周りの医療機関の情報がわからない。
たらいまわしと言う言葉は使ってほしくない、回ってみてもらうだけでいいほう、実態は拒否。拒否したところは問題にならないが受けた医療機関で問題があればたたかれる。
eMATHCシステムがあっても今救急受け入れで、特に救急対応が必要でない患者を診たときに救急受け入れ中とシステムに×をつけた場合次に本当に救急が必要な患者を断ることになると思うと×をつけられない。現場の医師はそのシステムをみている時間も無い。患者が次々に運ばれてくるとき、近くの医療機関では受け入れできるのではないのかと思うこともアル。自分達ばかりが損をしているのではないかと思うこともアル。お互いの情報がまったく入らないのでもっと透明性を確保してほしい。

討ち死にと言う言葉をよく使うが、岸和田まで救急搬送についていって送った事例があったがその間他の受け入れがすべて止まってしまう。

医師の教育の中では手におえないものはするな。手に負えるものは見る。よそにフル、断ると教えられてきた。心筋梗塞を取れるようになってきたが、後方病院が受けてくれるということで安心感がある。

医者が少ない上に何かトラブルがあればリスクは病院が受けるという今のシステムでは無理。公的保障が必要。救急の背景には日ごろ受診できない国保証が無いために受診できず悪化して救急に、お金が無い、仕事高齢世帯の増加などがある。家族がいない患者については受けない医療機関が多い。緊急の手術で何かあった場合、遠くにすんでいる子供が訴えたりすることもある。高齢者の緊急はその後長期療養が必要なパターンが多く採算を考えればれば受け入れできなくなってしまう。医師の使命感にかかってくる。
とのことです。お話を伺っている間もひっきりなしに電話が入ってきています。

体を張って医療を守っているということをひしひしと感じました。奈良県にあるすべての医療資源をネットワークでつないで県民が安心して暮らせる体制をどう築いていくのか、机上の空論ではなく生の声にこそ糸口があるように感じました。


posted by みっちゃん at 21:57| Comment(0) | 救急医療

2014年02月04日

消防署で救急医療の聞き取り調査


10時から西和広域消防に救急医療の聞き取り調査に行ってきました。王寺町幡野美智子議員、河合町馬場千恵子議員、上牧町石丸典子議員、香芝市池田英子議員。高田市沢田洋子議員と今井の6人です。
県は23年1月に救急搬送ルールを作り,医療管制システムeMATCHがスタートし救急隊は使いこなしていますが、医療機関側がリアルタイムになっていないなど十分機能が発揮されていないことがわかりました。又小児救急については三室病院が当番のときは西和消防の地域でで発生した場合はみてもらえますがそうでなければ大和川を境にしているため、五条病院や大淀病院に運ぶことになるそうです。それはルールになっているので消防としてはそのとおりにせざるを得ないということです。

119番回線がいっぱいになるのは火災のときに、それを目撃した人が同時に通報してくれるのでとの時に救急の119番がつながらないということもあることがわかりました。

休日夜間診療体制では三室休日夜間診療所が夜8時30までとなっており、奈良市や生駒市、橿原市などの応急診療所が翌朝の早朝までと比べると時間が短いこともわかりました。

午後から、中和広域消防の調査。太田敦県会議員、向川、沢田高田市会議員、竹森、西川橿原市会議員
池田香芝市会議員と今井の7人

。中和広域ではもっとも多かったのは29回と言う事例がありました。子どもの骨折だということでした。高齢者の一人暮らしや高齢者世帯などが増えていることも救急搬送が多い原因となっています。
中和広域は広域消防の本部になるところで現在30万人の通報を受けている医療官制システムを見せていただきましたこれが3倍の90万人を受けるようになるとのことです。
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広陵町の県道河合大和高田線の改善の申し入れに広陵町の八尾、山田議員と、寺前支部長、住民の方と高田土木に申し入れを行ってきました。
posted by みっちゃん at 20:51| Comment(0) | 救急医療

2014年01月29日

救急医療実態調査

五位堂駅前で広陵町八尾議員と後援会の皆さんで宣伝。秘密保護法廃案を訴えました。

香芝広陵広域消防組合を訪問。

奈良県の救急医療搬送が3回以上断られている回数が全国では減っているのに、奈良県は増えているという新聞の記事や、正月明けから寄せられた生活相談でも、救急車はきても受け入れ先が見つからず家の前で永い間待っていたなどもあり、実情を聞きに行ってきました。広陵町やつお春雄議員、香芝市池田英子議員と今井の3名です。

今年になって1月23日8時までの統計では、1月13日、連休の時ですが0時51分に22回問い合わせをしている事例があることがわかりました。昨年は42回と言うのもあったそうです。
3回以上68件26.77%4回以上は57件22,44%です。

受け入れ困難なものは、心肺停止、精神の合併症、小児救急、周産期など。

今各病院ではその日の受け入れ可能かどうかの情報を司令室に伝えるシステムですがリアルタイムではないため、2重丸がついていても受け入れてもらえないことも多いそうです。かかりつけがある場合は
比較的みてもらえる率が高いこともわかりました。

このエリアではこれまで地元の東朋香芝病院が約3分の1の救急を受けていましたが、12月に救急告知病院ではなくなったたため、その影響も大きくなっています。

産婦人科の1次救急では、中南和地域では当番票が月のうち12日埋まっているだけで空白です。北和はすべて埋まっていますが中南和地域から北和に問い合わせると怒られることもしばしばだそうです。
救急車内で2回出産もあったということでした。

救急体制には地域の開業医さんの協力が欠かせませんね。

もう少し中南和の実態調査を行いたいと思います。
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年金者組合新年会さんか、挨拶させていただきました。
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政策検討会議
県委員会総会
posted by みっちゃん at 22:41| Comment(1) | 救急医療
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