2013年12月11日

中小企業高度化資金の債権放棄

今日の経済労働委員会で12月議会の議案になっている、債権放棄について質問しました。

奈良県では同和対策事業として中小企業高度化資金20億円を、ヤマトハイミール食品協業組合に平成元年度16億円、2年度4億円を貸し付けました。無利子、3年据え置き、20年償還の条件ですが、奈良県は8回も償還条件変更を行いまったく請求していませんでした。私が始めて取り上げたのがH13年の6月議会。質問すらさせない大変な圧力を撥ね退けての質問でした。県はお金を貸したのに請求しないことはおかしいとして住民監査請求、裁判を起こしました。奈良地裁の判決は県は債権回収の責任を怠っているというものでした。

この間、H14,15,16,17年と県の監査委員からも回収すべきと指摘され、外部包括監査でも指摘されています。県がやっと強制執行した日は、ハイミールの理事長がなくなった日とおなじ日。連帯保証人に請求したところ、連帯保証人になった覚えはないとしてこちらも裁判が行われました。

結局ハイミールの土地建物が競売にかけられ、連帯保証人の自宅も競売にかけられましたが、その後はとりうべき債権がないということで今回ハイミール2件を含む30件約20億円が債権放棄となって出てきました。その中には昭和42年に貸したものや、1度も返済がないままのものなどが含まれています。

代表質問で山村議員が今後これを教訓にどうするのかと言うのに対し知事は、これからはもっと厳正に対応したいという答弁でしたので、私はこれまでは厳格ではなかったと聞こえたが、これまでのやり方についてどう考えるのかを質問。県はこれまでも厳格であったが今後はもっと厳格にするという答弁でした。

努力して回収できない再建の回収はやむなしと思いますが、これまでの貸付に反省がない状態ではおなじ過ちを繰り返すことになると言うことで反対しました。他の委員は全員賛成で可決となりました。

他会派の議員からは、最終日の反対討論バッチとやってやと声もかかり、皆さんおかしいと感じています。

この貸付に関連して家をとられたという方や、連帯保証人にはなっていないという方から相談をもらいましたが双方に共通しているのは、本人が留守中に、同意をもらっているからと子どもをだまして印鑑を勝手に使っていることです。おなじ人がかかわっています。

いったん不正を行うとそれを隠そうということで、一時は県の言うことはまったく信用できない、奈良県は伏魔殿かと思うほどでしたが多くの皆さんの力を借りて真相解明を行ってきました。

このことはきちんとまとめなくてはいけないと感じています。

他には鳥獣被害で猟友会の方の免許の登録などお金が係り、お金持ちのスポーツの感覚で実態に会わない
もっと費用の軽減などして後継者を作る必要があるのではないかと質問したのに対して、農林部長は、軽減できるように考えたいと答弁しました。


posted by みっちゃん at 23:57| Comment(0) | 中小企業高度化資金
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